はじめに
サラリーマンを辞めてカメラマンになる人が増えてきています。
なんで社会人になってからフリーランスのカメラマンになるのかを考えてみました。
サラリーマンとして働いていく中での理想と現実のギャップ
学生時代に社会人はみんな自由に働いて輝いて見えます。
会社に所属したら今までの勉強してきた内容を活かして仕事をしていって生き生きした生活をする。
こんな社会人を夢見てました。
お金もたくさんもらい、自由に自分の考えで仕事に邁進していく...こんなことを予想している人は間違い!
この事実は社会に出て誰もが直面する挫折だと思います。(一部は自分がしたいことが出来ていますが。。。)
私も社会人は自由に働いていてしたいことをできるという考えの基、会社に入社して仕事を始めました。
実際に働いてみて感じることは歯車の一部であるということでした。
大きな仕事をしてみたいと思って大企業に所属しても実際にできることは大したことではなく、自身は何もしていないに等しいのではないかと感じる瞬間があります。
更に言うと、みんな楽しく仕事をできているならストレス社会なんて言われないと思いますし、自殺者もこんなに多くないはず!
多くの人がこのギャップに苦痛を感じて独立する方法を探し始めます。
このタイミングで他の仕事を探し始め、カメラマンに決める理由が大別すると3つ挙げられます。
- 金銭面
- 仕事面
- ストレス面
カメラマンになる理由(金銭面編)
社会人になると学生の頃に比べ、金銭的に余裕が出てきます。(一部例外はいますが、、、)
趣味として、学生時代ではできなかったことをし始める人が増えてきます。
例えば、海外旅行に毎年行く人もいますし、車を買い始める人、今まで行けなかったような飲食店に行く人もいます。
そんな中、カメラを買うこともできるようになります。
学生時代に一眼レフカメラや高いレンズなど買うお金がない人がほとんどです。
実際には、学生時代からカメラを趣味にしている人もいますが、学生時代の趣味としては、金銭面的に厳しいと感じる人が多いと思います。
それが社会人になると、簡単に買えてしまう。(ボーナスで一括!!!)
この金銭面的な余裕により、社会人からカメラを始める人が多いと考えられます。
カメラマンになる理由(仕事面編)
仕事をしていく中で、会社の歯車であることを嫌でも感じる人が多いと思います。
そうしていく中で、自分一人で仕事をすべて担当できることが何かないかを探し始めます。
そこで考えられる仕事は起業かフリーランスです。
起業といっても何をすればよいのかわからないため、ほとんどの人はフリーランスで仕事をしようと考えていきます。
フリーランスでの仕事を見つけようとすると、今までの仕事の延長線上か趣味から仕事に転換する方法があります。
趣味から仕事に転換できることとしてカメラマンが挙げられます。
SNSでも人とつながることが出来る昨今では、モデル撮影も簡単にできます。
風景は自然の有名な場所を探せばインターネット上でもいろいろな場所が出てきます。
同じカメラで撮ってもカメラマンによってプリセットが違えば同じ風景でも違く見えるし、撮影する時間帯によっても風景は全く違う。
自由度がどの職業よりも高く、写真販売や撮影依頼によるマネタイズ、講義を開くなども出来るようになっていきます。
一人で完結できる仕事になるため、やり切った時の達成感は大きく、他の職業と比較するとわかりやすい職業になります。
カメラマンになる理由(ストレス面編)
社会人になって、感じる大きなストレスの原因に人間関係があります。
いろいろな仕事をしていく中で、合う人もいれば合わない人もいると思います。
職場では合わない人ともうまくやっていくことが重要となります。
そんなの学生時代でも同じだと思う人は、人間構築能力が高い人かもしれません。
学生時代には、気を遣う相手とずっと一緒にいようと考えている人は少数派で基本的に仲良い人と一緒にいることが多いと思います。
バイトでも合わなければ辞めるという選択肢がありますし、部活やサークルなども合わなければその人たちとは連絡もあまり取り合わないでしょう。
しかし、社会人はそうは言ってられません。
会社の人からどれだけ自分を嫌われていても関わらなければなりません。
資料作って見せても嫌われていればオッケー出されないこともあります。
どんなに頑張って資料を作ってもダメな資料だと罵倒されるかもしれません。
どんな資料を作ればよいか認識合わせをしようとしても自分で考えてから来るように言われるかもしれません。
実際、会社なんてこんなものです。
ストレスだらけの社会で本当に生き残れる人はわずかだということです。
その中で、カメラマンになれば、基本的に自分の意志で決定して仕事をしたいと思う人と仕事をしていけます。
皆さんも是非、カメラマンになってみてはいかがでしょうか。